なぜ、神様は神有月の時期に、出雲に集まられるのでしょうか?
天孫降臨し、『国譲り』の際に大国主大神(おおくにぬしのみこと)が、天照大神(あまてらすおおみかみ)に、
『私の治めていますこの現世(うつしよ)の政事(まつりごと)は、皇孫(すめみま)であるあなたがお治めください。
私は隠退して幽(かく)れたる神事を治めましょう。』
と、申された記録があります。
幽れたる神事とは、
目に見えない縁を結ぶ事であり、
それを治めるということは、その幽れたる神事について、全国から神々をお迎えして会議をなさるのだというだと考えられます。
出雲大社が縁結びの神様として有名なのもそう言うわけで、男女の縁だけでなく、
もっと深いところで、人と人、あるものとないもの、見えるものと見えないものを繋げてくださる縁をいただいているのですね。
今年は、伊勢神宮と共に出雲大社も遷宮のとしでした。
現実的なこの世の仕組みと、目に見えない神意の働いている部分とが、新しくなったということは、大きな意味があるのだと思います。
今年は個人的にも各地の神様とのご縁をいただいたことは、感慨深いものがあります。
暮れゆくこの時期に、忙しさのなかでも、じっくりと一年を味わいふりかえって行きたいと思います。
自分メモでした。
12月 27 2013
最近のコメント