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8月 12 2013

お盆と盂蘭盆

今日は母の命日でした。
私は一人っ子なので、嫁ぎ先ですが、両親の御霊を祀っています。
お盆ですが迎え火や送り火はしません。

それは、亡くなっても魂は家族と共にあるという考え方からです。


お盆=盂蘭盆会 は仏教ですが 

神道では 中元祭 といいます。

中元とは、本来は、1月15日の上元、10月15日の下元と並ぶ中国の道教の三元信仰の一つで、
陰暦の7月15日をいいます。


善悪を判別し人間の罪を許す神(地宮)を祭る贖罪(しょくざい)の日とされ、

日本古来の御魂(霊)祭り(みたままつり)と、仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)とが結び付いて、
おぼん祭、お盆という祖先崇拝行事になったといわれています。


日本ではこの日に、祖霊を祭り、半年生存の息災を祝って親類縁者が互いに訪問しあって交情を深め、

仏に物を供え、死者の霊の冥福(めいふく)を祈り、

祖霊との共食を意味して白米、麺(めん)類、菓子、果物などを贈る習わしがあり、

それが現在の「お中元」として贈答の習慣になりました。


仏教では、死後、六道輪廻(天界・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄)から脱して、
涅槃成仏(ねはんじょうぶつ)という状態に至ることが目的で、
悟りの境地に達しない人は、亡くなってから四十九日(中陰)を過ぎると六道のいずれかに生まれ変わり、
迷いの生を続けねば成りません。

葬儀として仏法の加護で故人が成仏できるようご本尊にお祈りする法要が行われます。


一方、神道は、人が亡くなった後も霊魂は不滅であり、
祀られて鎮まった(みたま)は、子孫を見守る祖霊となります。

こうした考え方により、葬祭では故人の生前の功績を称え、遺徳を偲び、

その後、祖霊祭(年祭・お盆・お彼岸)では亡くなられた方の(みたま)を丁重にお祀りします。